December 28, 2007

今年最後の通院と、年末のお楽しみ作業

病院も、今日で今年は最後。
最後に痛い目に会いました。
まあ、分かってはいたのですが。

採血をするんだったのです。先週言われていたのです。

毎回毎回、「絶対に失敗」の連続。
なぜかというと、普通に腕から採れないんです。
血管が細くて、本当に採れづらいんですって。
今までの最高失敗回数は、一度で7カ所。
右4回、左3回でようやく。
…その時に比べれば、ましですけれど。
(でもまだその時は、腕から採れていたんですけれどね)

とうとう今日から、
私専属に採血上手な先生がついてくれることになりました。
採血に専属って…(笑)

さいけつ
今日も一度は失敗。いたいよう〜

それでも今日は最初から
かなりのベテランの先生がやってくれたけれどダメで、その後
その部署の副長の先生が手の甲から採ってくれました。
次回から、副長先生が私専属だそうです。

もお、朝からヘトヘトです。

そこで、年末のお楽しみ。
封筒作りです。

毎年、保険会社からきれいなお花のカレンダーをいただくのですが、
写真があまりにきれいなもので、
カレンダーと切り離し封筒にして使っています。
12枚まとめてちまちまと作るの、結構楽しいんです。

ふうとう1
内職っぽい雰囲気ですが

ふうとう2
住所は宛名シールを貼って使います

ある友人は、封筒みただけで
「りえるからだわ」と
分かるそうです(笑)もうここのところずっとこの封筒を使っているので。

…大掃除、しなくてはいけないんですけれど。
なにやってんでしょうか、私は。









December 18, 2007

気がつけば、手術から一ヶ月過ぎていた

先月の15日に手術だったので、気がつけば今日はもうとっくに
一ヶ月以上経っていたのですね。早いなあ…。

あまりにいろいろなことがドドーッと起こったもので、
なんだか時間の感覚がヘンなままです。

よていひょう
入院前に作った予定表。
この他に、「録画しておいてもらいたい番組用予定表」も
作ったんだっけ(笑)

今日は特に朝寒かったことなどもあり、
胸の薄くなっている皮膚が張って張って、つらいこと。

傷自体はぜんぜんなんともないのですが。

昨晩は昨晩で、
体に埋め込まれていたドレーンという管の傷跡が
傷の下に2カ所、ぽちぽちとあるんですが、
なぜか今頃その『かさぶた』らしいものがはがれたらしく、
チクチク痛いのなんのって!

こういう時に限って、オロナイン軟膏が見つからず
気休めでマキロンをちょいちょいと塗って寝ましたが…

こんな小さい痛みのために、痛み止めの薬を飲むのもどうか、と(笑)。

まあ、眠ってしまったら忘れましたが。

今週の金曜日から
とうとう外来で、ホルモン療法が始まるのです。
自分で何となく調べると…注射らしいんだよなあ、どうも。
気が重い(笑)。

主治医の先生は、私が注射が大っ嫌いなことを
ものすごーく良く知っているので、
今頃「どうやってうまいこと言いくるめようか」
悩んでいたりして。

今までも注射の時は、

「大丈夫、何かするときは必ず言いますからね、
針刺すときはちゃんと言いますからね、
いいですか、しっかりしてくださいね!はい、刺しますよ〜!」

…と、顔面蒼白、緊張で気絶寸前の私は
いつも言われながらだったものですから…。恥ずかしいですが。

いやいや、しっかり再発を防ぐために
子供みたいなことを言っている場合じゃないのです。
相手は「癌」なのですからね。








December 07, 2007

今日は検査の結果を聞きに病院へ

今日は手術のときに取った
リンパの部分の病理検査の結果を聞くつもりで
病院へ行ったのですが、
先生としては傷の跡の経過などをみるためだけに
外来予約を入れてくれていたらしく、

「え?!今日結果みますか??」

と、先生に驚かれて、
(こっちだってビックリだよ)
私があっけにとられていたら、先生は

「ちょっと待っててくださいね!!」

と、ぼーぜんとしている私ととうちゃんを残して
ダッシュでどこかへ走っていき、
5分後くらいに検査結果のプリントアウトしたものを手にして
帰ってきました。

先日も、入院中はコントみたいなことばかり起きる、と
書きましたが、
どうしてもなんかこう私の場合、病院では
コントじみたことが起こるんだよなあ…(笑)

息も切れ切れで説明してくれた結果、
異常は認められなかったので、
これからは転移や再発の予防のために
ホルモン剤を使って治療していきます、とのことでした。

5年間ほど飲み続けなくてはならないので、
その薬と副作用などの説明はまた2週間後に、ということで
今日は帰ってきました。

やっと、やっと、安心です。
これからどうしたら良いか、やっと見えてきたのですから…。

ホルモン剤は、更年期障害のような
症状がでたりなどの副作用はあるようですが、
いつかは更年期障害は出てもおかしくない(女性なので)し、
それがちょっと早く来たかと思えばいいや、と
覚悟は出来ているので、
抗がん剤などにならなかっただけでも良かったです。

それにしても、まだ退院してから一週間も経っていないのに
なんだか「なつかしさ」を病院に感じてしまいました。
ここに半月以上もいたのかあ…なんて。

ぱんだ
消灯後、こっそりDVDみてたりしたのもいい思い出(笑)
「やさぐれぱんだ」を借りてきてました。

ぽっといれ
仲良くなった理学療法士の学校の実習で来ていた学生さんにあげるために、
まさに「夜なべ」して編んだ、ペットボトル入れ。気に入ってくれてよかった。

このままいろいろなことが(実はまだ身内で病気のものがいたり、とうちゃんの
健康診断の結果が出ていなかったりしているので)うまく行って、
すっきりと新しい年が迎えられたらなあ…と
思うのです。





December 05, 2007

すこしずつ復活しています

退院して3日。

ああ、病院だったら時間になればご飯が出たけれど、
あれって楽だったなあ…なんて主婦の風上にもおけないことを思ったりして。

掃除、洗濯、銀行の用事などなど、
出来る事からこつこつと動いています。

今日は久しぶりに一人で外に出かけました。
漢方薬を処方してもらっている心療内科へ
歩いて15分。帰りに久しぶりにスーパーでちょこっと買い物。

天気も良くて、当たり前の日常は
こんなに幸せなんだ、と
自分がこういう状況になって初めて思いました。

寒いので、傷が少し痛かったりしますが
あさって外来でまた入院していた病院へ行くので
そこでリンパの病理検査の結果も分かるし
それでやっとこれから先が見えてきそうです。

半月もの間会えなかったけれど、
まぐろはとりあえず飼い主は覚えていたようで、
今はもうすっかり
「メシくれるかあちゃん」
復活しています。

まぐさん
夕飯の時のチーズねだりも復活…ダイエットはどうしたんだよ

アカハライモリさんたちは、まあいつも通り

どよ〜ん

と、こちらを見ているだけですが。(あたりまえか)






December 04, 2007

ただいま!退院しました!

予定を大幅に超えてしまいましたが、
20日間の入院生活を無事に終えて
昨日やっと自宅へ帰ってきました!うれしい!

考えてみたら、こんなに大きく切る手術で、一週間で退院出来る訳ないよなあ…
これでも、まだ年齢的に若い(普段はあんまり言われくなったので、ちょっと
うれしかったりして)ということもあり、傷が治っていくのが
とても早かったんですよ。

片方の乳房をすぱっと取ってしまったわけですが、私が想像していた
ものすごい傷跡(どんなだ?)とは正反対で、
なんともきれいな傷で、今まで着ていた服も問題なく着られるようです。
Vネックのセーターでもぎりぎり隠れる場所でした。
もとから胸が小さい方だったのも今回は幸いしたのか、
片方がなくなったからといってもあまりバランスが悪くないのです。
うーん、今回は喜んでいいのか(笑)

入院生活は、手術後にすぐ腕をうごかすリハビリが始まったりするので
比較的元気で、ぱっと見は患者に見えないと言われるほど。
内蔵には問題ないので、ごはんも美味しくきっちり食べていたためでしょうね。

近所の労災病院だったのですが、ここがまた明るくてきれいな
病棟だったもので、なんの苦もなくすごすことが出来ました。

景色
ベッドから見える風景。羽田空港が近くて、晴れると富士山がみえます

ただ、半月以上もあまり動かない生活を送っていたもので、
自分では気づかなかったけれど、体力がすごーっく落ちてしまっていて
帰ってきた昨日は、もう夕飯作るのが精一杯な状態。
今日も、山のような洗濯物を片付けて、掃除機をかけおわった時点で
バタンキュー(死語)ですよ。

徐々に普段の生活に慣らしていかなくては、です。

入院前、メールやコメントをくださったみなさま、本当にありがとうございました!
ベッドで何度も読み返していました。消灯後、こっそり涙ぐんでいたりしました。
もちろん、嬉し涙なのです。いろいろな人から励ましてもらったからこそ
病院では元気でいられたんだと思っています。

本当にありがとうございました!
この場をお借りして、お礼申し上げます。

病院でのことは、私の場合なんだか
「コントかよ!」というようなことばかりだったのですが、それは
本当に癌で苦しんでいらっしゃる方には不快に感じる方もいらっしゃると思うので、ここでは書きません。

そのうち、落ち着いたら「入院日記」として自分で読み返すためにHPの方へ
のせようかな…と思っています。