りえるのときどき日記

ベルばら　大人買い

テレビで再放送をやっているのですが、
見ていたら漫画の方が読みたくなってしまって
人生初の「大人買い」をしてしまいました。

昔、コミックス全巻持っていました。
叔母が学生のときに買いそろえたものを
そっくり貰い受けていたのです。

当時はまだ、登場人物のどこまでが実在するのかすら
知らないような年齢だったので
私の中では「ちょっと怖い漫画」という位置づけでした。
実際にあった話、というところが怖かったのです。

ある程度歴史も頭に入っている今は、すっごく面白くて
一気に泣きながら（？）読んでしまいました。
オスカルが一度だけドレスを着たのは
そういう思いからだったのね…（涙）。
子供の頃は、そういう女心は分からなかったなあ、さすがに。
「なんでだろー？」とも思わなかったし。

昔は、コミックスの９巻の初めの方に
ルイ１６世の処刑シーンがあったため、
いつも９巻を飛ばして１０巻の「外伝」を読んでいたので
（怖かったもので…）
その前後のエピソードの記憶がなく
肝心のオスカルやアンドレが死んでしまうシーンは
今回初めて読んだような気がしました。

先日、小学校の頃からの友人と会った時、
ベルばらの話が出て、友人曰く
「あの話って、本当に誰も幸せになれないんだよねえ…」と
しみじみ言っていました。
そう、そうなんです。
アニメの方と違って漫画の方は
ところどころギャグっぽいところがあるんですが
ぜんぜん救いになっていないのも悲しい。
それにしても…。コミックス捨てないで
とっておけば良かったなあ…。
キャンディキャンディも、もう売っていないっていうし。
（昔、母が古本屋で全巻買ってきた→親子だわねえ）
ひたすら残念です。