April 18, 2007

ラストコンサートと寅さん

見るんじゃなかった…けど、いい映画だった。

矛盾してますね。
昨日の深夜、とうちゃんが徹夜になるというので
なんとなく見始めてしまった「ラストコンサート」という映画。

タイトルからもなんとなく、もしかして…という展開が読めてしまうんですが
最後は「ああ、やっぱり…」。

白血病、中年の落ちぶれたピアニスト、17歳の天使のような女の子。
この3つの要素だけ見ても、もう分かりそうなものです。結末が。

だけど、シンプルこの上ない展開。
きれいなピアノのメロディ。
フランスの、ふわりともやがかかったような風景。

なんだか、子供の頃に公民館などで上映された教育映画(?)みたいな、
懐かしい感じの画面でした。

好きな人を残して死んで行く方と
残される方と
どちらがつらいのだろう。

そんなことを考えながら見ていたので
夜中の2時半にひっどい顔になってしまいました。

昨日は昨日で、結構最初の頃の寅さんをみて
腹かかえて笑い泣きしたばかりです。
いやあ泣いたり笑ったり、すっごい忙しかった。
今まで寅さんってちょっと苦手だったのですが
最近年を重ねてきて、「面白い」と思えるようになってきました。

私の実家のある大船にあった松竹撮影所で撮影されていたんだと思うと
また感慨もひとしお…というのかしら。
そういえば笠智衆の孫が同じクラスだったっけねえ。

ラストコンサート
DVD出ているみたいです。結構名作だったんだ。








Posted by rierunikki at 20:06:20 | from category: 日々のこと | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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